cifコマンドを使用する場合は、suコマンドでスーパーユーザーになる必要があります。
cifコマンドを使用してファイルを印刷する場合は、以下の2とおりの印刷設定の指定方法があります。
コマンドラインスイッチで印刷設定を行う
フィルタUIで印刷設定を行う
この印刷方法では、ステータスモニタにステータス情報が表示されません。
以下のようにコマンドを入力すると、バージョン情報や使用方法、オプションの一覧などが表示されます。
[root@zzz /yyyy]# cifip4200 --help
コマンドラインスイッチで印刷設定を行う
cifコマンドを入力するときに、印刷オプションを使用して印刷設定を指定する場合は、以下のように入力します。
cifip4200 [filename] [switches] > /dev/usb/lp0
書式の説明
【filenameについて】
filenameには、印刷するファイル名を指定します。印刷できるファイルの形式は、TIFF、BMP、PPM、PNGに限られます。
また、2ページ以上になるファイルの場合は、1ページ目のみを印刷します。
以下にサポートしている画像フォーマットを示します。
TIFF:非圧縮モードのみ
BMP:各色8bitRGBのみ
PPM:各色8bitRGBのみ(バイナリ形式)
PNG:各色8bitRGB/8bitGray/Index/各色8bitαRGB/8bitαGray
印刷できないファイル形式が指定された場合、プリントフィルタは、エラーメッセージを表示して処理を終了します。
filenameを省略した場合、プリントフィルタは、データがPPMの場合のみ標準入力から渡されるものとして処理をします。
【switchesについて】
switchesは、印刷設定を指定する印刷オプションです。
switchesを省略した場合は、プリントフィルタが内部で持っているデフォルト値が使われます。
switchesには以下の種類があります。指定方法の詳細は、それぞれの項目の説明を参照してください。
各印刷オプションに指定できるパラメータは、プリンタのモデルによって異なります。また、組み合わせによっては無効なswitchesがあります。
【sample.bmpを印刷する場合の書式例】
[root@zzz /yyyy]# cifip4200 --media plain --papersize a4 sample.bmp > /dev/usb/lp0
フィルタUIで印刷設定を行う
cifコマンドでフィルタUIを使用して印刷設定を指定する場合は、以下のように入力します。
cifip4200 --gui [filename] [switches] > /dev/usb/lp0
書式の説明
【filenameについて】
filenameには、印刷するファイル名を指定します。印刷できるファイルの形式は、TIFF、BMP、PPM、PNGに限られます。
また、2ページ以上になるファイルの場合は、1ページ目のみを印刷します。
以下にサポートしている画像フォーマットを示します。
TIFF:非圧縮モードのみ
BMP:各色8bitRGBのみ
PPM:各色8bitRGBのみ(バイナリ形式)
PNG:各色8bitRGB/8bitGray/Index/各色8bitαRGB/8bitαGray
印刷できないファイル形式が指定された場合、プリントフィルタは、エラーメッセージを表示して処理を終了します。
filenameを省略した場合、プリントフィルタは、データがPPMの場合のみ標準入力から渡されるものとして処理をします。
【switchesについて】
switchesでは、cifコマンドの印刷オプションの「入力画像解像度」と「画像抽出範囲」を指定できます。この他の印刷設定は、フィルタUIで指定してください。
switchesを省略した場合、プリントフィルタが内部で持っているデフォルト値が使われます。
【sample.bmpを印刷する場合の書式例】
[root@zzz /yyyy]# cifip4200 --gui sample.bmp > /dev/usb/lp0
フィルタUIの説明
フィルタUIはシートが3種類あり、以下の印刷設定を指定できます。指定方法の詳細は、それぞれの項目の説明を参照してください。